最近ネットニュースなどで「テレグラム」が登場することも増えてきました。
昨年末から今年にかけて、テレグラムに関するニュースを紹介します。
ポルノやフェイクニュースの流入でISISが大混乱
テレグラムのチャンネルが狙われたのでしょうか。
ハッカー集団「ダーイシュグラム」による、ISISへのサイバー攻撃。
攻撃が成功したのであれば、相対的にテレグラムのセキュリティの信頼性が下がってしまうので残念なところです。
今回は恐らく、チャンネル、またはグループに対しての攻撃だと思いますので、秘密のやり取りは「シークレットチャット」を使うようにしたほうが良さそうですね。
「200億ドルでも売却しない」-暗号化メッセージのテレグラム創業者
テレグラム創業者のインタビューに関する記事。
セキュリティの高さ故に、ISISやその他非合法的なことにも使われてしまうことで、いろいろと圧力がある様子です。
ですが、200億ドルでも売却しないと発言したそうで、いくらお金を積まれても手放す気はない信念が伺えます。
利用しているユーザーとしても、有料化だったり広告などが表示されるようになるのは悲しいので、いまのままのスタイルで運営を続けてもらえるとうれしいですね。
(持続性は必要なので、どこかで収益化は必要だと思いますが)
メッセンジャーアプリ「テレグラム」でビットコインの送信が可能に
方法は詳しくはわかりませんが、ビットコインの送信が可能になるとのことで、まだ価値の変動が激しそうですが、ビットコインが着実に通貨として扱われ始めている気がします。
テレグラム上で簡単に送金できるようになると、違う国にいる家族への仕送りなどが簡単になりますね。
(もちろん取引などの場合、詐欺には細心のご注意を)
イランでの反政府デモと暗号化チャットアプリの関係
2017年12月28日からのイランでの反政府デモが、テレグラムのチャンネルによってヘイトを煽りエスカレートしているというものです。
死傷者が出ているデモでその盛り上がりにテレグラムが影響しているというのは悲しいことですが、インフラとなっているサービスの宿命といったところでしょうか。
このチャンネルは「『暴力に訴える事を禁止』するユーザー規定に違反している」として、テレグラムの生みの親、バーヴェル・ドゥロフによって削除されたようです。
イランでの反政府デモと暗号化チャットアプリの関係 – Market Hack
http://markethack.net/archives/52065097.html
イラン長い政情不安の始まりか、デモの仕掛け人はロウハニ大統領
イランの反政府デモについて、テレグラムのチャンネルを閉鎖や、政府がSNSへの接続を遮断したことで、”デモの組織化や伝達が不能になり、抗議行動は急速に萎み、「暴動は終わった」”ようです。
全てがテレグラムなどのSNSによって起こったとは思いませんが、ネットやスマホの普及によって新たな課題が生まれています。
イラン長い政情不安の始まりか、デモの仕掛け人はロウハニ大統領 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11601
2億人のチャットアプリ「テレグラム」が仮想通貨史上最大のICO実施へ 来年3月までに数千億円調達し次世代ブロックチェーン立ち上げ
暗いニュースが続きましたが、次は明るいニュース。
テレグラムが仮想通貨史上最大のICO実施へ。
テレグラムが立ち上げる仮想通貨として、新たなビットコイン並の仮想通貨になる可能性もありますね。
今から要チェックです。
日本でもテレグラム関連のニュースが増え、テレグラムを使う人も増えてきたように感じます。
これから日本でも、第二のLINEとしてインフラ化して盛り上がるとうれしいです。